
節分と言えば、豆まきですね。
豆まきは季節の変わり目に現れると伝えられてきた、鬼(邪気)を払うための日本ならではの風習。煎り大豆をまいて、年の数だけ煎り大豆を食べることで、厄払いできるとされています。
実はこの大豆、美容ととても関係が深いことを知っていますか?
大豆には、美しいスタイルと美肌に導くために欠かせない成分がたっぷり含まれています。ここでは、大豆のダイエット効果と美肌効果について紹介します。
節分の豆まきで厄払いをしたうえに、大豆のもつ栄養素で美スタイルと美肌も手に入れましょう。
大豆はダイエットに効果大
大豆は、このダイエットの救世主。毎日の食事に少しずつ大豆を取り入れることで、ダイエット効果を高めることができます。
ダイエット効果を高める3つの要素を紹介します。
代謝の促進
ダイエットといえば、脂肪を燃焼させる代謝の促進が成功のカギ。そこで活躍するのが大豆です。
大豆に含まれる大豆タンパク質やビタミンB群、大豆イソフラボン。これらの栄養素には、糖質や脂肪をエネルギーに変えて代謝を促進させる働きがあります。
また大豆に豊富に含まれるタンパク質は、筋肉をつくる栄養源。「畑のお肉」と言われるように、大豆は動物性タンパク質に匹敵する良質なタンパク質を持っています。
タンパク質が不足すると、新たな筋肉を作ることができません。また、筋肉が衰えると体温も下がってきます。
体を冷やすと脂肪の燃焼が低下してしまい、ダイエットの足を引っ張ってしまうのです。
ダイエット中も、高タンパク質の食事を続けましょう。

整腸効果
便秘はダイエットの天敵。腸に便がたまった状態は、お腹がポッコリするだけではありません。
便がたまるということは、いわば「生ごみを腸中にためこんだ」状態。そんな「生ごみ」から発生するガスや老廃物、腐敗した栄養素を腸が吸収することで、血液なども汚れ、悪玉菌が増殖します。
こうなると、痩せるどころか肥満を加速させ、痩せにくい体を作ってしまいます。
また腸内で悪玉菌が増え続けてしまえば、肥満だけではなく、さまざまな病気の原因ともなるのです。
そこで腸をキレイに掃除するのに役立つのが、大豆。大豆には、食物繊維やオリゴ糖が豊富に含まれています。これらの成分は腸の働きを活発にさせる、いわば腸の応援団。

これらは、キレイな腸をつくる善玉菌のエサとなって善玉菌を増やし、悪玉菌を抑制してくれるのです。
食欲をおさえる
ダイエットは食欲との戦いです。大豆には腹持ちが良いため、少量でも満腹感を得られる食品。さらにかみ応えがありますから、よくかんで食べてください。
かむ運動を顎がおこなうことで、脳の満腹中枢が刺激され、食欲を抑制できるのです。大豆だけでは飽きてしまうので、サラダやスープなどに少しずつ加え、かむ回数を増やすことがオススメ。
その他にも大豆には美肌効果を高めてくれるイソフラボンやエストロゲンに近い成分が入っているので美肌効果も大きいのです。
この機会にぜひ普段の食事に大豆をとりいれてみてはいかがでしょう。